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【トラウマの仕組み】脳の仕組みを学んだらもれなく気持ちが楽になってきた。

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おはようございます。

 

今日は脳の仕組みシリーズを紹介していきます。

 

扱うのはタイトルにもあるように「トラウマ」です。

 

よく耳にしたり使ったりするので知っている方も多いかもしれません。

 

私も知っているつもりでいたのですが、専門家の方に脳の仕組みを教えていただいて救われた体験をしたので、トラウマに苦しんでいる方にぜひチェックしていただけると嬉しいです。

 

トラウマとは

 

トラウマとは、個人の力ではどうにもならないような圧倒されるほどの衝撃的な出来事を経験した場合に、それが大きな傷(トラウマ)となることです。

 

その後、様々な精神的、身体的問題を残すことがあります。

 

幼少期に親から受けた虐待や、災害や事故、事件など非日常的なことに遭遇したことまで非日常な出来事により引き起こされます。

 

トラウマが苦しいわけ

 

トラウマが苦しい理由は、人間の潜在意識にあります。

 

脳の仕組みとして、人の記憶は当時よりも辛いものとして繰り返されるようにできています。

 

つまり、当時感じていたとき以上に、時間が経つとより辛い記憶として潜在意識が呼び覚ましてしまうのです。

 

たまに”気持ち次第”といった精神論が展開されることもありますが、決して気持ちの持ちようなどといった問題ではないのです。

 

より辛い記憶としてアップデートされるのは、脳の仕組みとして自然なこと。

 

この仕組みを知っていると「だから辛いんだ」って思える。ので少し気持ちが楽になれるかもしれません。

 

 

記憶に残るものと残らないものの違い

どうして普段の出来事は忘れていくにも関わらず、トラウマはずっと記憶に残るのか。

 

最後に、記憶に残るものと残らないものの違いについてご紹介します。

 

この違いはいたってシンプル。

 

感情を伴ったものか否か。これに尽きます。

 

脳の中に「長期記憶」と「短期記憶」というふたつの箱があるのをイメージしてみてください。

 

感情を伴った記憶は長期記憶に入ります。

一方で、感情を伴わない記憶は短期記憶に入ります。

 

長期記憶に入っているものは繰り返され、短期記憶に入るとすぐに忘れます。

 

トラウマは大きな感情を伴っていることが多いため、長期記憶の箱に入ってしまうのです。

 

なのでこれも同様に気持ちの持ちようで記憶が消せるわけではないのです。

 

この脳の作りを知った上で、自分を追い詰めることなくトラウマと向き合えるといいですね。