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【潜在意識の検索機能】”ぐるぐる”嫌なことが、脳内にめぐった時にやると良いこと。

 

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何かがフックになって、一気に嫌なことを思い出したり胸が苦しくなったりした経験はありますか?

 ある種のトラウマともいえそうです。

 

目の前のことに集中したいにも関わらず、嫌なことで頭の中がいっぱいになってしまうと困ってしまいます。

 

今日はどうしてそうなってしまうのか、そしてそうなったときの対処法をご紹介します。

 

潜在意識とインターネットの検索エンジン

 

例えば、幼少期に親から虐待を受けて育った子どもがいるとします。

 

”親はいつも怒鳴っていた。”

 

そんな経験をすると、大人になった時に、怒鳴る人を見て親ではないけれど恐怖感を抱いたり、幼少期に怒鳴られた経験を一気に思い出したり。

 

これは潜在意識の働きによるものです。今回も同様に、気持ちの持ちようではありません。

 

まさしくインターネットの検索エンジンのように。

 

そう、潜在意識とインターネットの検索エンジンは似ているものです。

 

「怒鳴る」というキーワードを脳内に入れて、反射的にそれまでの「怒鳴る」にまつわる情報・経験が引っ張り出されてくる状態です。

 

この仕組みを知って私は、なんてありがた迷惑な機能なんだろう、と。そう思いました。

  

人生で経験することは感情を伴った場合、つまり前回のブログでもご紹介した長期記憶に当たるものが、データとして自分の脳内に蓄積されていっているのです。

 

日常でキーワードを捉えてしまった時は

 

では日常でキーワードとなる”嫌なところ”を察知したらどうしたら良いのでしょうか。

 

ぶあーっと、引っ張られてきてしまうので、大変です。ネガティブなイメージを一気に引き寄せてしまう状態です。

 

そんな時は、「今自分がキーワードをエンジンに入れてしまった」とメタ認知することがまず大切です。

 

認識することで客観視することが出来ているということなので、それに気付けているのはとても素晴らしいことです。

 

お持ち帰りで決まり。

 

とはいえ、日常の中ですと、目の前のことを中断して感情の整理をする。というわけにもいかない場合が多いでしょう。

 

ですから、メタ認知した後は、これは家に持って帰って考えよう。とそっとメモするなりして傍にしまうのが良いです。

 

もちろん否定をしないことは大切です。

 

「今は考える余白がないからお持ち帰りしよう」

 

いったん、頭の片隅に置いておきます。家に帰ったらノートにいっぱい書こう。と、そう思うようにしてみましょう。

 

家に帰ったら思う存分、感情の消化をやりましょう。

 

 ぜひ、取り入れてみてくださいね。

 

 

感情の消化についてはこちら

pampamm.hatenablog.com