【信頼の方程式】傷つきやすさは信頼に変わる。
昨日はオンラインサロン”コミュニティSHOWS”にてデザインについて学ぶ機会があった。
内容そのものはとても興味深く、まだまだ言語化するのに時間がかかりそう。
なのでここではその会の課題図書で感動したことを残しておきたいと思う。
課題図書は
『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』 という本。
マーケターのものより易しく、デザイナーのものより実践的なブランディングの本。
結構分量も多いけれど体系だった素敵な一冊だった。
とりわけ印象的だったのは、信頼の方程式の話。
信頼=寛容さ+傷つきやすさ+約束を守ること+率直さ・誠実さ
時間が経てば経つほどになんて素敵な方程式なんだろうと思った。
これまでの固定観念において、信頼といえば、約束を守ることのイメージが強かった。
誠実に約束を守ることで信頼残高なるものを積み上げているのだと。
けれどそれは表面的に見えている部分。
本質的なものは「寛容さ」と「傷つきやすさ」だと思った。
目に見えないからむずかしいけれど。きっと伝わる人間性。
例えば、周りに毎回遅刻をするけれどなぜか許されて人が集まってくる愛されキャラの友人。
一方で、誠実さはピカイチだけれどそこまで人は集まってこない人。
周りにそういう人いないだろうか?
私はどちらも出会ったことがある。
約束を守ることは大切だが、一概にそれが信頼に直結するといえない。この違いを説明するのに、この方程式は十分だと感じた。
信頼残高、コツコツ貯めていきたいと思っていたからこそ、この方程式を心に入れておきたいなと思う。
そして、繊細で傷つきやすい私は、なんだかちょっと嬉しくなった。
傷つきやすさを克服しようと思わなくてもいいんじゃないか。
信頼に変えていく力、それを育てよう。そう思った。
素敵な時間に感謝。