悩みごとをアクションに変える方法~悩みの種類を問うともれなく答えが見えてくる~
悩みごとがある。
そんなとき、紙に書き出すとスッキリすることもあります。
とはいえ、書いただけでは解決しないのも承知です。
もちろん、次なるアクションが見えてくることもあるでしょう。
一方でそこから先の行動が見えないとき、その悩みはあなたの悩みではない可能性があります。
この記事では、悩んでいる状態から抜け出せない人に向けたアクションプランをご紹介します。
ふたつに分けて考えよう
まず、思うままに悩みごとを書き出しましょう。
そのあとにやってほしいことがふたつに分けるという作業です。
その分け方は自分でコントロールできるものであるか、できないものか。です。
- 前者は、自分の思考や行動。
- 後者は、それ以外のものすべてになります。
思いのほか、後者で悩んでいることが少なくありません。
その悩みは自分の力でどうにかできる範囲のことであるのか、しっかり吟味しましょう。
名言から学ぶ
「コントロールできないものとそうではないものを分ける」という技術は、巷でもよく耳にします。
その原点はかの有名なラインホールド・ニーバーの祈りにあります。
祈りの中では3つのことが記されています。
- 変えることの出来るものについてそれを変えるだけの勇気を
- 変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを
- 変えることの出来るものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。
この名言に大切なことがすべて詰まっているなと感じます。
もっとも難しいのは識別することなのかもしれません。
まとめ
悩みごとの取り扱い方・具体的なアクションを最後にまとめておきます。
(*あくまで一例です。自分の良いようにやり方を工夫してみてくださいね。)
- 悩みごとを思うままに書き出す
- ひとつずつどちらに当てはまるかを仕分ける
- コントロールできないものは、書き出してそれで終わり。
- コントロールできるものは自分の思考か行動。
- 具体的にどのようなアクションを起こすかを書き出す。
大切なことは、コントロールできないものであってもそれについて悩んでいる自分を否定しないことです。無理に消そうとするのではなく、気がすむまで毎日書いたらいいのです。
ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。